うまくやる方法だけ教えても、状況が変わり通用しなくなれば次の方法に至れずに意味が無い。
これは成果だけ知っても本質を知らなければ意味が無い、といった教訓を含んだ話としてよく例に出される。
しかし、本当にそうだろうか?
目的と状況が同じであっても、実際に導き出す方法論が違ったものになる可能性があることは明白だ。
その上で、それぞれの方法論にはメリットデメリットはもちろんの事、どちらが優れているといった上下差も存在する。
つまり、原因/目的/思想といった大本が同じであっても、至る結果は人によって異なるのが通常だ。
なので、本質だけでは十分ではない、もちろん結果だけでも十分ではない。
結果と本質、両方揃って初めて十分といえる。
結果だけ教えることを批判する人は数居れど、本質だけ教えることを批判する人を見た事が無い。
以上のような理由から、自分は本質だけでも結果だけでも不十分であると考えるのだが、間違っているのだろうか?