Splatoonの距離別命中率計測

最近Splatoonにはまっていまして、命中率について実際に計測しました。
せっかくなので結果をまとめて公開しようかと思います。

※追記:命中率表に信頼区間追加しました

この記事の目次

計測方法

測定対象はオーソドックスにシューター13種だけ、またブラスターは対象外とした。
測定する距離は各武器の最大射程である1.5/2.2/2.8/3.1/3.6/4.5(試し撃ち場の点線一個分を1換算)の6種類。
ジャンプによる命中率の低下については今回は対象外。

距離の決定方法は、試し撃ち場にて線が引いてある広場の一番奥の人形相手を対象とし
その距離が最大射程である武器にて、照準が変化せず、なおかつ撃った際のイカ人形へのヒット位置があまり下すぎない程度に目視にて調整。
目視なため距離精度は高くないけれど、その場で武器持ち替えが可能なので、それを駆使して出来るだけ同一の距離で計測するように配慮した。
ただし、もともとは別の計測目的だったことや、計測中にH3リールガンの追加があったこと、WiiUの電源落ちてしまう事故があったなどで同一距離ではない計測も含まれている。

実際の計測方法は、1000発以上撃ちこんでその間に外れた回数を数えるという方法。
トリガーを引いたままでは目視による計測が難しかったため、1発だけ弾を撃ち着弾したかどうかを確認し再度1発だけ撃つを繰り返す形で行った。

また計測結果を元に命中率、Killを取るのに必要な射撃数の平均、各武器間での勝率計算、勝率有利がつく武器の数のカウントなどを行った。
勝率計算は弾速を考慮せず、1フレームでも先に相手をKill出来れば勝利、同一フレーム内なら引き分け、それ以外なら相手の勝ちとした。
なので通常であれば発射後着弾前の弾により相打ちとなる場合でもどちらかの勝利として数えられていることになる。

当然のことだが、機械的な計測ではなく完全な人力での計測なため、ある程度計測ミスが含まれていると思われる。
そのあたりを理解したうえで結果を読んでもらいたい。

計測結果

まずは命中率の表




次に勝率の表





感想とか雑多に

※※※ここから先は読まなくて大丈夫です※※※

計測を始めた時点ではwikiの拡散値から具体的にどの程度の命中率になるのかを調べるぐらいのつもりだったのですが、実際に計測してみれば
拡散値的には4.5対6で1.5も勝ってるはずの.96対スプラで.96が命中率で負けてる距離があったり
0.5しか差がないデュアルと.96で凄い差がついたり
逆に1違うはずのデュアルとプライムがほぼ同じ命中率だったり
と、明らかに現状の拡散値だけでは説明できない事象が多数観測されました。
これは現状のwikiに載っている拡散値が間違っているか、それと拡散値以外に何か命中率を大きく左右する要素があるか、といった話になります。
このあたりの情報持ってる人だれかいませんかね?

最終的な結果だけ見れば、概ね体感通りかなという印象ではありました。
たとえばボールドマーカーはカタログスペックよりはだいぶKill性能は低めである点、シャープマーカーは短射程組の中では飛びぬけてKill性能が高い点、.96ガロンはスプラシューターと同じぐらいな点などです。
これを新発見に乏しい無駄な計測だったとするか、体感通りの結果が数値付きで示された良い計測だとするかは皆様の判断に任せます。

一部平均Killタイム通りに有利不利がついていない武器がありますが、これはちゃんと「n発撃つのにかかる時間内に敵に撃ち殺される確率」のような計算をしているからです。
平均Killタイムが悪くても最速Killタイムが早ければ気持ち有利がつきやすいなどなど。
高速高威力かつ低命中率のボールドマーカーなんかがわかりやすいですね。

L3リールガンとH3リールガンで命中率に特に差はないと感じていますが、実際の計測結果としてはL3だけわずかに外れるという形になっています。
ですが、実はL3リールガンの距離3.1計測が全体で一番最初に行った計測で、つまり自分の計測経験値が足らなかったためイカ人形復活直後の判定なし状態で撃ちこんでしまったとか、そういう計測ミスの可能性があります。
しかし、そういった理由をつけて計測結果を取捨選択することは統計的にはやってはいけないことなので、最終的にはそのままの数値で出すことにしました。
元気があればL3リールガンだけ3000回ぐらい追加計測して最初の計測がおかしいかどうか検証してみたいですね。

より詳しい計測順序の話をすると
各武器で射程最大から撃った場合の命中率だけ計測しようと考えて計測、その結果をtwitterに投げる
しかし最大射程のしかないため射程が違う武器同士ではどちらが命中率が高いとか撃ちあった場合どちらが強いとかいう計算が出来ない
なら距離を揃えた計測もやろう!ということで今回の計測が始まりました。
29,000発以上イカ人形に撃ちこんだ計算になります、大変だった。
ちなみに、最大射程での計測結果はそのまま今回の計測に使いまわしているため、その距離が最大である武器だけ他とは微妙に違う距離で計測していることになります。

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