一晩寝かす

一晩では無いけれど、プログラムにも寝かすという行為は必要。
たとえば丸1日悩んでわからなかったバグが、寝て起きたら一発で治る、よくあること。
頭の中で散々こねくり回して完璧だと確信したが、寝て起きたら抜けを思いつく、よくあること。

あと熟成と似た概念もある。
全てをきちんと理解していたとしても、それから長い期間を経ないと至れない境地もある。
これはもう完全に経験則で具体的に説明しようが無いのだけれど、それでもやはり時間の経過は知識を成長させる事があるのは事実だと思う。
別に使わなくたっていい、思いだすことすらなくて良い、ただ記憶の精度を落とさずに時が流れれば、それは一歩進んだ別の知識になる。
反復することで知識が経験に昇華する、という話とは似ているけどちょっと違う、だから熟成。

LZSSについて話をしていたら、別に組んだ覚えも無いのにいつの間にか身についていてビックリしたってお話ですが。

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