たまにタイトルすら思いつかないときがある

要するに今です。

自分の意志で何かを作ろうと志した時、その動機には大まかに分けて二種類あると思う。
1:得たい結果があり、その結果を得るための物を作る
2:作りたいものがあり、ただそれを作る
この二種類。

ゲームというか、娯楽品を作ろうとするとき
前者で始めると大体良い事が無い。
というよりは、前者で完成させるには後者に比べて大きすぎる労力を伴う。
とにもかくにもゲームを手段に使うのは良いことでは無いということだ。

で、自分は今前者に近い欲求に駆られている。
簡単に言えば、何でもいいから素晴らしいゲームを作りたい、って欲求。
自分にはセンスが無い、少なくともゲーム製作について人並み以上に興味を持っていたわけではない。
でも人並み以上には上手くやれるだろうという根拠の無い自信があって、理性が「そんなの絶対ありえないから止めろ」と言っていて
まるで天使と悪魔の議論のような事になっている。

完成させられる可能性は低いし、それが良い物である確率はもっと低いし、評価される確率など0に等しいだろう。
だけどジャンルも何も無くただ作りたいという欲求だけがある。
どうしよう、どうしたらいい?

自己流学習方法

まずは脳内で理解したと思い込める程度に知識を付ける。
(この時点でよくわかって無いなら知識が足らないのでベースになるほかの事を知る努力をする)
その知識を元に実際に作って(使って)みる。
すると十中八九うまく行かないので、脳内に足りない部分を付け足していく。
完成した時点で多少なりとも応用が効く程度には学習できている。

大体こんな感じ。
いわば車輪の再発明的方法で、何でもかんでもそれに至った道筋を示されない限り理解できない事が多い。
その分、そこに至るのに必要な情報さえ与えてもらえれば大体のことは問題なく自分のものにする事が出来る。
もちろん、車輪の再発明は手間が掛かるので、やる気が出ないとまったく進まないわけではあるけれど。

あと、この文章を書いていたら、自分は知識を圧縮する傾向があることがわかった。
たとえば、自分は結果を記憶しない。
大体のものでは原因など思考の始点になるものを置き、方向性を付加する形で記憶していると思う。
だから車輪の再発明を行うことによって効率的に覚える事が出来るんだと思う、なにせ再発明とは道筋を知るということで、道筋を知っていれば始点だけ覚えれば結果を覚えたのと同義だからだ。
つまり毎回脳内で車輪の再発明を行うことで、知識から再発明して思い出しているわけだ。
もちろん完全に0からというわけではなく、以前再発明した時の記憶がある程度は残っているのでほぼ一瞬で出す事が出来る。
結果そのものが記憶されるのは、それを何度も利用し、再発明をするまでも無く思い浮かぶようになった時だ。
だから単に暗記するしかない名前は覚え辛く、元がありそれを最適化することにより成り立つ技術は簡単に覚えられるのだろう。
天才な人なら、そんな手間をかけなくて文字化に結果を暗記できるから別に良いんだろうけどね。

経過報告を忘れるのは自己満足のせい

終わった報告とか色々抜けているのはさすがだと思った。
自己満足日記万歳!
というわけで、色々事後報告的な物をいくつか


新星間戦記CIVILIZATIONのバグ(正確にはコミックプレイヤー2のバグですが)
これは、メモリー管理の方法がWindows9X時代から変更になったのが原因。

9X系ではアドレス上地続きならば、実際のアドレスも地続きであったらしく
別に予約したメモリーであっても他で確保したメモリーと地続きになれば一つの大きな領域として使用するコードにより実装されていた。
(おそらくはborlandのコンパイラのmalloc関数がそういう実装になっていたんだと思う、だからたぶんNT系で最新のコンパイラを使ってコンパイルすれば直るはず)
だがNT系では地続きに見えても地続きとして扱えないという制約があり、ユーザーランドの処理であれば何の問題も無いが、カーネルランドでそのメモリーを扱おうとするとこける。
そのため、画像よみこみにそういったメモリーを使用し(ここまでは問題ない)それをGDIオブジェクトとして使用しようとした段階でエラーしていたのが原因。

この問題はきわめて例外的で本来ならばエラーしないような箇所で起こるため、アプリがシステムリソース不足であると勘違いして誤ったエラーを表示しているのが混乱を招く原因となっていた。
どちらかといえばエラー原因を返さないWin32API側が悪いと言えるが、実際には何の関係も無いのにシステムリソースの増やし方を説明しているサイトの多さもちょっと問題に見える。
皆実際に確かめてみるぐらいしないのだろうか?
それとも、メモリーの混雑具合によって発生率が跳ね上がるので、システムリソースを変更するために再起動したことで改善したと勘違いしたのだろうか?
どちらにしろ、システムリソースのサイズとコミックプレイヤー2のシステムリソース不足エラーにはなんら関係はない。

で、直し方としては。
1:おそらくはreallocの実装であろう、隣接した次アドレスのメモリーを新規予約して確保しようとしているコードの無効化
2:メモリーの予約サイズを+1し、返却サイズはそのままにした
の二点。
本当は1だけで直る予定だったのだが、内部実装にアドレス指定なしで確保したメモリーが偶然隣接した場合も巨大な一つのメモリーとして扱う機能があったため失敗。
そこで、予約時に+1しつつ呼び出し元には伝えないようにした。
これで1ブロックサイズ分のメモリーが予約されているが割り当てられずに残るため決して地続きになることは無くなり、エラーも起こらなくなった。
前方のメモリーと同時に予約されるため、そちらのメモリーが解放されれば一緒に開放されるためゴミも残らずクリーン。
実メモリーは永遠に割当たることはないからメモリー使用量にも対して影響はでないしね。

というわけで、システムリソースエラーなしで2週ぐらいプレイしきれたので、この件をパッチにして公開しようと画策しましたが、
ちょっとパッチャーに不満があってパッチャー自作プロジェクトが新規稼動中。


レーザープロジェクター(レーザーポインターを高速で動かして壁に絵を書く機械)用のレーザー動作定義ファイルとしてILDAという規格があります。
また、動画のようなものを入れる事も可能で、どこぞの動画サイトでは影絵から変換した物を流すような動画もあります。
そのファイルフォーマットを知ったのが大体二週間ほど前。
そこで興味を持ち、FLASHで再生プレイヤーなぞ作って完成したのが先週の水曜日。
そして、先週の土日にやるイベント用に動画->ILDA化ツールを作ってくれとの話が持ち込まれたのも先週の水曜日。
要するに、先週の水~金は修羅場だったというわけです。

最初に95%の確率で間に合わないがそれで良いのかと散々念をおした上で引き受けました。
依頼者は友人Aと友人経由で知り合ったばかりの友人Bの二人、ハード担当は友人B。
友人Aは最初は作業に関わっていなかったはずですが、時間がなかったのと自分よりはるかに能力あることと暇そうで「やる事無いかなー(チラッ」していたので
適当に動画->二値画像化の部分を担当してもらう事にし、自分は二値化画像から効率的なILDAの作成をやることに。
予想通り予想外に(誤字にあらず)一日とたたずに二値化画像が上がってきてまた「暇だなー(チラッ」し始める友人A、予想以上に難航して金曜になっても動かないILDA化プログラム、そして判明するお金持ちなレーザープロジェクター作者というライバルの存在。
友人Aの優秀さと自分の無能さとライバルへの燃える対抗心によって暫定的なILDAプログラムが動き出したのが金曜の早朝(半徹夜)
その後、pps(秒間ポイント数)をハード性能内に抑えるための処理やら、線が飛んだりおかしくなるバグの修正などなどを行って無事金曜夜完成。
実機テストが0回であったにもかかわらずそのまま土曜日行われたイベント中で問題なく流れ、ほぼ一日中そればっか眺めてニヤニヤしていた自分なのでした。

こういう無茶はやっぱり楽しくて良いね。
あと一発感動教(?)、とはちょっと違うけれど、実際に使用される環境ではテストが出来ないなか、考えうる限りの対策をして
無事それが本番で動いた時の感動ときたらもうね、たまらないね。
あとプロジェクターが素晴らしかった、本当に一日中ニヤニヤしてたし。
ブースの半分を占領して延々話し込み続けるという妨害してごめんなさい>>友人B。

そのうち動画で上がるとの話なので、今からwktkが止まらない自分なのでした。

やれば出来る人とやった人の差

たとえ、やれば出来る人が一秒で出来るほどの高い能力を持ち
やった人は10年かけないと出来ないほど能力が低かろうと
結果としてはやった人の方が優れていると思う。

つまり何が言いたいかというと
自分は優秀だと思っていても実際には何も完成しない人は
たとえ改善点がいくつも目に付いても完成させる人よりもはるかに劣っているという事。

「やれば出来るのは普通なんだよ。
 本当に優秀な人はやらなくても出来る。
 出来ないなら優秀じゃないんだから死に物狂いでやれよハゲ」
そう自分に言い聞かせているのに一歩も進まない、そんな情けない現実。

現実と幻想の混合

こういったテーマ代わりと好きです。
特に、幻想だとしか思えないのに、証拠を突き詰めていくと幻想ではない可能性の方が高く見え、最終的にどちらともいえなくなるような
そういう話が凄く好き。
もしくは、幻想が現実に迷い込むような話も好き。
なんでこんな事を書いてるかというと、「魔法にかけられて」なんて作品の話を見かけたからなんですけどね。

いつかこういう系の話を一本自分で書いてみたい。
だけれど、文章力が無さ過ぎるので絶望的だともわかっている。
でも夢は捨てられないのだ、夢というよりは憧れとかそういうレベルだけどね。

お題と結論がない

自分の書く日記は日記ではなく思考の駄々漏れで
ただ書きたいから書いているだけなのでお題は無いか曖昧で、合ってもそれに対する結論とはまったく関係の無い話が展開されるだけで終わる。
自分でもたまに読み直してどうかと思うのだが、文章をまとめる能力なぞ欠片もないし、そんな難しいこと考えながら書いても楽しくないので書かない。
でもきちんと読んで意味の通る内容にしたいとも思うわけで……

ま、正直どうでもいいか。
どうせ誰も読まない!

親しさを計る物差し

自分が人と話しているとき、自分の中には二つのパラメーターがあるように思える。
一つは遠慮、一つは熱意。
遠慮は言い換えると厳選、もしくは絞込み。
基本的に親しく無い相手ほど遠慮が強くなり、必要最低限度のみに絞るようになる。
熱意は言い換えると意欲、もしくは思考量。
基本的に親しい相手ほど熱意が下がり、最終的に脊髄反射でのみ話すようになる。

親しさとは厳密には比例していなくて、
熱意ある話し方をしていても親しい人は居るし、逆に遠慮しっぱなしなのに親しい人もいる。
ただ、自分の思考は非常に訳の判らない方向を常に向いているので
遠慮がなくなれば無くなるほど支離滅裂になる、特に弟と話しているときなど自分でも訳の判らない発言が本当に目立つ。
そういう意味では、遠慮の無さと親しさはあまり関係ないかもしれない。
たぶん、相手に通じるかどうかで遠慮のレベルが変わっていて
通じ合いやすい相手とは自然と親しくなる、といった方がきっと近い。
熱意のほうは部分的にはU字型に近くて
親兄弟のような人とは親しくなればなるほど熱意は下がるが
プログラマー関連の友人などは親しくなればなるほど熱意が上がる傾向がある。
やはり人間単純には行かないということなのだろう。

書いていて気づいたけど、弟相手には理解させる気が無いから遠慮が無くて
友人には理解してもらいたいから遠慮がある気がしてきた。
そうか、人間とは相手に理解させる気も無く適当に喋るとあんな言語になるのか……

三代目他人の空似

またも移転しました。

ドメインが短すぎたために、wordpress.click3.org時代を知る友人に総当りでばれるという大事件が発生したため
それなりに長めのドメインに移転しました。
別に中身は何も変わってないわけですが、ドメインとしては三箇所目。
そろそろwordpressやめて名前も捨ててドメインも大本から挿げ替えて、誰が見ても他人の空似と同じ管理人だとはわからぬように移転しようかしら。

他人の空似--

他人の空似の一個前に使っていたサイトに、明らかに他人の空似時代宛てと思われるメッセージが届いていたのを今頃見つけたという話。
特に名前は無かったか覚えていないかなので、暫定的に「他人の空似--」って呼ぶことにする。

で、このメッセージを読む限り、やはり閉鎖が唐突過ぎたというお話らしい。
たしかに、記事が公開されてから7日、最初にth123vの作者さんの米が付いてから3日、閉鎖を宣言してから実際に閉めるまでは半日とかなりの急展開。
確かに、他に見ている人が居れば何がなにやらさっぱりという事も十分にありえる速度ですね。
といっても、そのときの自分はth123v作者さんにさえ伝われば良いと思っていたので、
その次のコメントが付いた時点で即閉鎖なのは当然の流れといえば当然。
他のユーザーさんに説明しなかったのは悪いと思っていますが、その方がお互いに後腐れなく綺麗に終わって良いだろうと考えての事です。
……こっちはむちゃくちゃ後腐れてますが。

コメントつけてくれた人へ:(見せられないのだけれど)
自分は身勝手で他人に迷惑をかけるだけの結果しか残せないような人間で、全ての責任は自分にあります。
お疲れ様ともありがとうとも言われていい立場にありません。
なので、こちらから言わせてください。
今まで支えてくれてありがとう、そしてごめんなさい。

ようやく絶滅したようだ

wordpress.click3.orgを封鎖したのが03/06(たぶん)
その後、キャッシュ経由のアクセスが1アクセス/1日あり続けました。
ですが、5月に入ってからアクセスが完全に無くなり今日で30日目。
どうやらgoogleなどに残っていたキャッシュ郡も無事削除されきったようだ。
実際、wordpress.click3.orgで検索しキャッシュボタンを押しても「閉鎖しました」のページに飛ぶのみ。
削除されるまで2ヶ月も掛かるとは、ネットは怖いところだ……