テスト書くのは嫌いだと思っていたがそんなことはなかった

自分は完璧主義者です。
ですが、テストコードを書くのはどうしても嫌で、趣味で書いたコードにテストコードが付いているものはひとつもありません。

嫌なのは仕事で書くときも同じで
テストを書かずにバグを直したが、その後再発しては叱られてばかりでした。
ですが、今関わっているプロジェクトでは自分が書いた範囲ではコードカバレッジ100%
バグも連結テストを除けばほとんど出ていません。

これは自分でもびっくりというか、テストを書くのが妙に楽しくなっている自分に戸惑いさえ覚える状態。
そこで色々物思いにふけってみたところ
そういえば今までのプロジェクトはどれもテストを書くのが大変で仕方なかったものばかりだと気づきました。

要するに、
自分はテストコードを書くこと自体は嫌いではなく、むしろ好きな人種だが
今まで関わったプロジェクトはすべてテストを書く労力が高すぎたため
テストに対する苦手意識が出来ていただけ、ということのようです。

今のプロジェクトはrubyで、やろうと思えば標準ライブラリまで含めて置き換えすり替え動作拡張思いのままです。
なのでHTTP通信、ログ出力、DBの読み書き、これらすべてモック(テスト用ダミーのこと)に置き換えられており
HTTP通信エラーのテストも6行で書けます、これはよい。

逆に今までのプロジェクトといえば
テストコードが一切なく、テストを組み込む設計すらされておらず
そもそも途中参加で内部に詳しくないアプリの拡張の仕事。
DBにべったり、HTMLにべったり、その上コピペコード満載で
やっぱりテストプロジェクトが存在すらしていないアプリの改良。
ネットワークとUIメインでコードは薄く、初の言語に初のプラットフォームに初の部下つき開発と、コード書くまでが大変だった仕事。
と、どれもテストを書くところにたどり着くまでが至難のプロジェクトばかりです。

やはり、テストは楽に書けなければダメだということでしょう。
テストを書くために実コードの10倍も20倍も労力かかるからこそ書きたくなくなるわけです。

というわけで、結局テストをかける環境がない自宅ではかけない自分なのでした。

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